今までは「無料利用枠の対象」でがんばってきましたが、MicrosoftOfficeとかがないと不便じゃないですか。なので、Microsoft Office付きを選択してみます。「無料利用枠の対象ではない可能性があります」という表示が出てきますが、ここはかまわず「Value with Windows 10 and Office 2016」を選択して「WorkSpacesの起動」をクリックします。
Intel Xeon のCPU(サーバー用の高いやつです。自分では買ったことありません)。1GBのメモリ(ちょっと小さすぎですが、最初に「無料利用枠」のものを選んだせいですね。お金をかければ大きくできる)、30GBのディスク(これも小さいですが「無料枠」なので仕方なし)、そしてWindows Server 2019 Datacenter (これ買ったら10万円以上するソフトですよ)の仕様のコンピュータが出来上がっています。
1ヶ月前を振り返ると、AWSの「EC2」(Elastic Computing Cloud = 柔軟なコンピュータをクラウド上につくるサービス)というサービスを使ってこれをつくったわけですが、ちょうど、1:Windowsがプリインストールされたパソコンを買ってきて、2:配線して電源を入れて、というところまでをクラウド上でやってくれるのがEC2だということがわかりました。逆に、その先でやること(Windowsの設定とか、アプリをインストールするとか)を自分でやらなければならないところは、パソコンと同じですね。)これを業界用語で、IaaS (Infrastructure as a Service)というのです。
私はある企業で10年以上に渡りずっと契約、財務経理、経営企画等、管理部門関係の仕事をして参りましたが、今年の4月から、AWS(Amazon Web Services)に関する事業をする現場の部門に異動になりました。世界最大級のネット通販企業でであるAmazon社の、もう一つの柱の事業であるITクラウドコンピューティングサービス事業がAWS事業である、とのことですが、事業の現場に来て技術者の人たちと一緒に仕事をすることになってしまった以上、新聞や雑誌に書かれていることだけではなく、現場現物に少しでも触れることにチャレンジしてみたいと思い立ちました。