WorkSpaces(ユーザー設定)

前回は、管理者MorihiroさんがユーザーであるMorihiroさんのためにWorkSpaceを設定してあげる、という操作をやってみました。

今回は、ユーザーであるMorihiroさんがそのWorkSpaceを使い始めるときに行う操作をやってみたいと思います。

管理者Morihiroさんの設定が完了すると、ユーザーのMorihiroさんにメールが届いていました。

ここに書いてあるとおりに淡々とやるだけですね。まずはメールにかかれているリンクをクリックします。

ここでユーザー名とメールアドレスと入力して、初期パスワードを設定します。

なんだかパスワードが設定できないなと思ってよく見たら、パスワードに利用する文字の条件を満たさないといけないみたいです。これを満たすパスワードを設定します。そして「ユーザーの更新」をクリックすると、こんな画面に行きます。

どうやらWindows用のクライアントソフトをダウンロードしてね、ということのようなので、「Windows Download」をクリックします。そしてソフトをダウンロードしてインストールします。

クライアントソフトをインストールしたら、自分のPCのデスクトップに、「Amazon WorkSpaces」というショートカットができました。ここから、東京のどこかのAWSのセンターにつくった、私のパソコンに遠隔操作で接続できるということですね。早速、ショートカットをクリックして接続してみます。

クリックすると、こんな画面が。。。さっき送られてきたメールに書いてあった、登録コード(Registration Code)」を入れて「Register」をクリックします。

多少時間がかかりましたが、自分のPC(外側の青い背景の画面)の中に、遠隔操作で東京のどこかのAWSのセンターにある私のAWS Workspacesの画面が見えるようになりました。

今回はExcel, Powerpoint, Wordもちゃんと入っています!

試しにExcelを開いてみますが、ちゃんと開けます。

Workspaces(管理者設定)

それでは、前回予告通り、AWS Workspacesを申し込みしてみたいと思います。まずはここから、「エンドユーザーコンピューティング」の「Workspaces」をクリックします。

そうしたらこんな表示が。

そうですか、オハイオではこのサービスはやっていませんということですか。それなら、ちょうど「東京」というのがあるので、東京につくることにいたしましょう「アジアパシフィック(東京)」をクリックします。


「東京」を選択すると、こんな画面が出てきました。「今すぐ始める」をクリックします。

ここはよくわからないけれど、もう直感的に進むのみ。高速セットアップの「起動」をクリックします。

これはパソコンの性能とOSなどを選ぶ場面ですね。ちゃんと英語か日本語かも選べるようになっていますね。

今までは「無料利用枠の対象」でがんばってきましたが、MicrosoftOfficeとかがないと不便じゃないですか。なので、Microsoft Office付きを選択してみます。「無料利用枠の対象ではない可能性があります」という表示が出てきますが、ここはかまわず「Value with Windows 10 and Office 2016」を選択して「WorkSpacesの起動」をクリックします。

そうすると下記のように、起動しました。



「WorkSpaceを起動中」の表示が出てきました。「WorkSpaceが使用可能になるまで最大20分かかることがあります。WorkSpaceへの接続手順がユーザーに送信されます。」と表示されています。今、右下に写っている時刻が8時33分ですね。

17分経過しましたが、まだステータスが「PENDING」になっています。4月にやったEC2サービスはあっという間にできあがったのにこれはなかなか時間がかかりますね。

29分経過して9時2分、ステータスが「AVAILABLE」になりました。できあがりです。

本日の投稿は、管理者として、ユーザーに対してパソコンWorkSpaceをつくってあげた、というイメージの操作でした。先程、自分をユーザーにして、自分のメールアドレスを登録したので、次回はユーザー側の初期作業を実施してみたいと思います。

AWSと関係ない!?

さてそれでは、前回セットアップしたWindowsをまず日本語化して、ネットにつなげるかどうかを試してみたいと思います。

これが今の状態。英語のままですね。

日本語化の前に、Windows Updateをちゃんとしておきましょう。

続いて日本語化します。

めでたく日本語化できました。

ちゃんとGoogleのWebサイトも見えました。これでネット接続も完璧です。

ところで、今日の記事って、全くAWSと関係ないじゃないですか。「はじめてのAWS」のはずが「はじめてのWindows Server」になってしまっているじゃないですか。ブログの方向性を軌道修正しなくては。。。などと考えつつ、この1ヶ月の顛末を勤務先でお話していたら、隣の席のエンジニアさんから、「Morihiroさん、AWSでパソコンをやりたいんだったら、WorkSpacesでやるといいですよ!」とのコメントが。

WorkSpace!?

「140個もあるこれは何!?」の記事を読み返してみると、確かにあるじゃないですか、「エンドユーザーコンピューティング」の中に「WorkSpaces」というのが。ということで、次回は気を取り直して、こちらの「WorkSpaces」を使って、自分のパソコンと似たようなことをやってみる、という方向性に行ってみたいと思います。

AWS上でWindowsセットアップ

前回はWindowsが起動したところまでご紹介しましたので本日はその続きを。

ところで、最初の記事を書き始めてから既に1ヶ月が経過していますが、最初の記事で書いた申込みからWindowsが起動するまでの作業時間は、実は30分もかかっていないんです。調べ物をすること、記事を書くこと、それから画面のコピーを撮ったりその画像を加工したりすることに結構時間と手間がかかるので、1ヶ月に渡りご紹介してきましたが、AWSそのものの操作は驚くほど簡単で、パソコンしか触ったことがない、ITエンジニアでもなんでもない私でも抵抗感なくいじれるものでした。

それでは、前回の続きとまいりましょう。まずは、ここに作ったコンピュータの仕様の確認です。

さてここで気がついたことをいくつか。

・そもそもなんで英語なんだよ。。。あとで日本語に直すことにします(これはWindowsの設定の問題で、AWSとはあまり関係ない話ですが)

・Windows Updateがまだできていません。これもWindowsの設定の問題ですが、あとでやっておきます。

・Ethernetのところを見ると、既にインターネットにつながっています。自宅にパソコンを導入するときには、ケーブルを引いて配線しなければなりませんがこれは既に配線された状態ができあがっていますね。さすがAWS。

Intel Xeon のCPU(サーバー用の高いやつです。自分では買ったことありません)。1GBのメモリ(ちょっと小さすぎですが、最初に「無料利用枠」のものを選んだせいですね。お金をかければ大きくできる)、30GBのディスク(これも小さいですが「無料枠」なので仕方なし)、そしてWindows Server 2019 Datacenter (これ買ったら10万円以上するソフトですよ)の仕様のコンピュータが出来上がっています。

1ヶ月前を振り返ると、AWSの「EC2」(Elastic Computing Cloud = 柔軟なコンピュータをクラウド上につくるサービス)というサービスを使ってこれをつくったわけですが、ちょうど、1:Windowsがプリインストールされたパソコンを買ってきて、2:配線して電源を入れて、というところまでをクラウド上でやってくれるのがEC2だということがわかりました。逆に、その先でやること(Windowsの設定とか、アプリをインストールするとか)を自分でやらなければならないところは、パソコンと同じですね。)これを業界用語で、IaaS (Infrastructure as a Service)というのです。