住所をつけましょう(2)

さて、前回の続きです。まず行うのは「緯度と経度しかない私のWebサイトに住所をつけること」です。これには

1.住所の名前を取得する(ドメイン名の取得)

2.住所の名前と緯度経度を紐付ける(DNSへの登録)

というふたつの手順があります。

ということで、まずは住所の名前(ドメイン名)を取得することにします。

google.com  → Googleの住所
amazon.com → Amazonの住所

このようなやつを自分用に取得したい、ということですが、このようなドメイン名は、世界中で一元的に名前を管理している団体がありまして、

ドメインって誰がどうやって管理しているの?
https://xn--u8j7eobcu7j2kyg7f.jp/special/registrar/index.html

私たちはそこから委託された団体や企業を通じて、住所のお名前を借りる契約をむすぶことができるようになっています。

などと偉そうに行っていますが、私は実は今まで使ったことがありませんので、今から調べてみたいと思います。まずは「aws dns」でGoogle検索してみると。。。

一番上に、AWS公式ページ「Amazon Route 53 (スケーラブルなドメインネームシステム)」と出てきました。ちゃんとAWSでできそうですね。ということで、ココをクリックして行ってみます。

かっこいいAWS公式ホームページが出てきました。Amazon Route 53の「料金」のところをクリックしてみます。

料金表の左端にあるメニューを見ると「ドメイン名」とあります。ここをクリックしますと、

オレンジ色のリンクで「TLD別の最新料金表」と書いてあるじゃありませんか。ココをクリックします。

出てまいりました。TLD別(.comとか.netとか、名前の種類別)に料金がだいぶ違いますが、ここから申し込めば年間いくらで使えるようですね。

それでは、続きはまた来週。。。

住所をつけましょう(1)

先週までで、LightsailとWordpressを使ってWebサイトを作るための初期設定が整いました。それからサイトのデザインを整えて、頑張って記事を書いて書いて書いて。。。とすると、こんなふうにWebサイトが出来上がります。

さて、どこかで見たようなサイトですね!?

そうです、この記事が乗っているサイト「はじめてのAWS by Morihiro」です。実はこのサイトは4月から既にAWS上に作成されていました。。。というと自作自演と言われそうですが、いろいろ試行錯誤を繰り返した結果を後追いでこのブログでご報告しております関係上ご了承ください。

さて、あらためて、上記のスクリーンショットと、今ご覧になっているこの実際のサイトを見比べて頂いて、まだなにか違いがあるのにお気づきでしょうか。。。

上記のスクリーンショットでは、ブラウザのアドレスバーに「52.197.xxx.xxx」を表記されています。今ご覧になっているサイトは、ブラウザのアドレスバーに「morihiroaws.local」と表示されていると思います。

これは、IPアドレスとDNSと言いまして、

「IPアドレス」は、インターネット上のすべての場所を、数字の羅列で表現するもの、無理やり例えれば、地球上の位置を緯度と経度で表示するようなイメージです。それに対して、DNSとは、英語などの単語で場所を表記するもの、まさに地球上の住所の表記にようなものです。上記ののスクリーンショットは、私のこのWebサイトの緯度と経度を指定して見に来て頂いている状態、一方で、いまみなさんがご覧になっている「morihiroaws.local」は、住所を指定して見に来ていただいている状態です。(Google検索とかでこちらのページにいらっしゃった方もいるかもしれませんが、それは上記の例えで表現すれば、「Googleさんに私のサイトへの道順を聞いたら教えてくれたのでやって来た」という感じでしょう)

ということで、これから私は、

1.緯度と経度しかついていない私のWebサイトに、住所をつける

2.私のWebサイトの場所をGoogleさんに教えてあげる

という2つの作業をやってみたいと思います。

それでは続きはまた来週・・・

AWSでWebサイトを作る(5)

先週の記事ではパスワードの探し方を調査しましたが、それに従って実際に探してみます。まず、AWS Lightsailの画面に戻って、自分が作ったインスタンスのアイコンの右上端をクリックして「管理」をクリックします。

そうすると、下記のように「SSHを使用して接続」というオレンジ色のバナーが出てくるので、そこをクリックします。

そうすると、下記のようにSSHで、先ほど作成したWordpressのサーバーに接続できてしまいました。こんな簡単に接続できてしまってセキュリティ的に大丈夫なの?と一瞬思いましたが、私は自分のAWSのアカウントにログインした状態から接続しているので、誰でも接続できるわけではないですね。なので大丈夫です。

ここで、パスワード取得のためのコマンド「cat bitnami_application_password」を入力します。

すると、さくっとパスワードが表示されました!
(注:下記にはパスワードが見える画像がおいてありますが、このサーバー環境はこのブログが公開される時には既に消去済ですので、このパスワードを使っても何もできませんよ~)

上記のパスワードを使って、Wordpressの管理画面にログインします。
WordPressの管理画面は、Wordpressのトップ画面の下の方にある「Log In」から入ります(これは、AWSの知識ではなくてWordpressの知識ですが)

「Log in」をクリックすると、管理画面の入り口が出てきます。ここでさきほどのパスワードを入れると、

WordPressの管理画面にたどり着きました。ここが出てくれば、あとはデザインの変更、記事の投稿、なんでも自由自在です。これで、AWS Lightsailで簡単にWordpressサイトを作成、更新することができるということが確認できました。

AWSでWebサイトを作る(4)

さて、前回の続きで、WordpressのIDとパスワードはどうなっているのよ。。。という調査です。

さて、いまいちど、先程のWordpressの画面をよーく見てみると。。。

右下の隅がぺろんとめくれて、今まで私が使ってきたWordpressではい変なアイコンが見えています。試しにここをクリックしてみますと、

ちゃんと書いてあるじゃないですか。

英語ですが、こんなことが書いてあります。

これはBitnamiによってつくられたWordpressのクラウドイメージです。
WordPressのデータへのアクセス方法
Username user
パスワード:最初に立ち上げたときにパスワードが生成されます。パスワードを取得するにはココに書かれた指示に従ってね。
とのことなので、「ココ」をクリックしてみると、

「アプリケーションにログインするための資格情報の見つけ方」という画面が出てきました。更に下にスクロールしていくと、ご丁寧に操作方法をビデオで解説してくれています。

では、ここでお勉強した操作方法に従ってログインする作業は、次回お送りしたいと思います。